親との関係と恋人に求める関係
この前、友人から聞いた話に興味深いものがあった。
人が恋愛や結婚でパートナーを選ぶ傾向には、
自身の親との関係が密接に関係しているというもの。
恋愛で求める傾向は、
自身の親との関係で構築することができなかった部分を
補完するように求めるという。
一見そう見えなくとも、行動原理や選択肢そのものが狭められ、
自由そうに見えて無意識下に管理されていた子供時代を持つものは、
パートナーに、縛られることのない自由さを求める。
自分だけの不可侵の領域を欲する。これが無いと非常にストレスなのだ。
一人っ子なんかには多い傾向かもしれない。
この例は、他でもない私自身の例なのだが、
やっぱり私は意識的にも、無意識的にも、自由さを求めているようだ。
人間関係は難しい。コミュニケーションは生き物だから、刻一刻と変化する。
これまで正しいとされていたものが、全く通用しないものになっていたりもする。
恋愛関係も一筋縄にはいかない。
でも、自分がパートナーに求めるものや恋人にしたい人の理想像なんかを、
ぼやっとでもいいので考えておくと、幾分かは楽になるかもしれない。
それに加えて、なぜそのように求めるのか、背景なんかも理解しておけたのなら、
きっと気持ちが軽くなるだろう。
そんな感じで、皆さんの気持ちが少しでも軽くなるような情報になれたのなら、
とても嬉しいものですね。
ではまた。